君とみた海~sea a love song*~


「ねえ、海さん。

 賭をしませんか?」




プロデューサーはいつの間にか、
僕の前に来て笑っていた。



僕はその賭が菜奈がらみだと
直感で分かってしまった。


本当なら、受けない方がいい。
なのに、
僕は


「いいでしょう。
 やりましょう!」


と笑っていた。

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