桜の花の木のしたで
ふと呼び止めてしまった。


まるで彼女に浮気がバレたかのような気持ちになっていた。




なぜか、なぜだか、この小さい誤解をときたかった。



別に彼女でもなんでもないのに……。



うたはなに?ときょとんと首を傾げて振り向いた。


その小さな仕草でも俺は変な気持ちになる。



なんかもやもやっていうかなんていうか……。


「彼女じゃねーよ!勘違いすんな!」
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