カワイイ系の男の子にはご注意を!?
「え、なにいつから付き合ってたの?」
「んな!?違うよ!」
なんてことを!
そんなわけないじゃん!ハル君が私のこと好きなわけないのに。
「水泳の授業終わった後、ほらあの時、一緒に帰ろって誘われたの!」
「あー…、あの後か…」
ふーん、と言いながら何か言いたそうにしていた。
「ねえ、もし須藤君に告白されたらどうするの?」
「そっ、そんなわけないでしょっ。仲良くなりたいとかだよきっと」
「もう仲良いじゃん」
「もっとってこと!」
みおが変なこと言うから意識してきちゃったじゃん!
自意識過剰にも程があるよ…、ヤダヤダ、意識しない!
腑に落ちない感じで色々質問されたが、全部無視してハル君の所に行こうとした時
「ユナ、みつる君のことだけど…」
ビクッ
やだ、今はその名前聞きたくないかも…。
みおが言い切る前にハル君の所へ向かった。