カワイイ系の男の子にはご注意を!?


自分の部屋に入った途端にベッドに倒れる。


ドキドキドキドキ


まだ心臓ドキドキしてる…。

家に着くまでハル君はずっと優しかった。

ハル君が私のこと好きだったなんて、思ってもなかった。

嬉しいな…、大切にされるってこんなに幸せな気持ちになれるんだ。


ふとあの2人の姿を思い出した。


そりゃ、あれだけ幸せな笑顔になるよね。

菜緒ちゃんの気持ち、今ならわかる。

菜緒ちゃんとは少し違うかもしれないけど、ハル君の笑顔を見ていたらものすごくキュンとしたし、同じように大切にしたいなって思った。


「明日、朝イチでみおに伝えよ…」


みお、みつる君との仲を応援してるっぽかったからなんて言われるかな。

みおの反応を想像しながら、今日の出来事を振り返りながら眠りについた。
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