2人の禁断の恋


サクリフェル『邪魔した』

暫くしてサクリフェルは聖水から出ると着流しだけを身に纏い自室に帰っていく



ルシフェル『やぁ、お帰り』

自室に戻るとお菓子を食べるルシフェルがいた


サクリフェル『………散らかすな』

散らかされた部屋を見ては
ギロリとルシフェルを睨む


ルシフェル『あははっ!!ごめんごめん
全部置いて行くから安心して☆彡』

サクリフェル『持ち帰れ!!』

ルシフェルの言葉に苛ついたサクリフェルは
ルシフェルに剣を向ける


ルシフェル『まあまあ、そんなに怒らないでよ、ね?
此あげるから』

ルシフェルが一つの包みをサクリフェルへと渡す


サクリフェル『物でつるな!!』

と、言いつつそれを付けとり
包みを開ける
そこには
串に刺された丸い白い玉
その上に茶色い透明なタレがかけてある。
今で言うみたらし団子だ


サクリフェル『??
なんだ?此は…』

みたらし団子を知らないサクリフェルは不思議そうに串をとりパクリと食べる


ルシフェル『美味しいかい?』


ルシフェルの問いにコクリと頷いたサクリフェルは
ソレを次から次へと食べていく


ルシフェル『(よかった。少しは元気になってくれるかな?)』


ルシフェルはそんなことを思いながら
みたらし団子を頬張るサクリフェルを微笑みながら見ていた

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