シークレットプリンセス〜芦川凪編〜
「気が強い女性は好みだ。
芦川が来る前にちょっと楽しんでおこうか。」
私は泣きそうになる。
こいつにヤられるなんて…。
絶対に嫌!
その時…。
「小波さま。
芦川様からお電話です。」
「チッ!
いいところで…。」
小波という太ったおじさんは
倉庫にいた男性から携帯をとる。
「こいつが
逃げないかみとけ。」
その男性は
小波に向かって礼をする。
その男性は
どこか見たことのあるような感じを漂わす人だった。