ぼ、僕に女装の趣味なんてありませんっ!!
あっ、それよりも1組にいかなくちゃ。
廊下を歩いていると、何だか見られている気がする…
まぁ、いいか。
でもやっぱりスカートはすーすーしてなれない。
ガラッ
教室に入ると、もう大分教室に人がいた。
席をどうしたらいいのか分からなかった僕は、近くにいた男子に声をかけた。
「席って自由なの?」
いつも通りでも、バレないよね。
すると男子は、顔を真っ赤に染めて、
「う、うん。みんな好きなところに座ってる。」
「ありがとう!」
どこでもいいのか…
でも知り合いはいない……
あ、あの教室に隅にいるの、裕太だ!
裕太は僕の幼なじみで、大親友なんだ。
「裕太!」
「ん、なんだ?ってあれ、1年代表の子じゃねぇか。」
「へ?」
「俺と友達なって下さい!」
「あの、いいけど……」
「よっしゃ!」
もうこれはダメだ。
自分の親友の事も忘れちまったんだから。
はぁー。
僕は裕太から離れた席に座った。
「ねぇねぇ。」
「なに?」
後ろにいた女の子に声をかけられた。