私の先輩
2人の帰り道

▼帰り道▼


「今日、俺んち泊まるよなあ?」

意地悪に私に聞いてくる修太。

『泊まらないよー』

「今日も独りか…」

『ん?』

「いいや?なんでもね!」

たしかに何か聞こえたんだけどな…
ボーっとしてると車が猛スピードできた。
ドサッ!

「ったく。危ねえな!」

修太が私をかばってくれた。
だけど修太の腕には傷がついてしまった。
綺麗な細く、けど力強く、長く、血管が浮き出ている修太の腕は赤く腫れていた。

『ごめん!大丈夫?』

「大丈夫だよ。こんくらい!」

『部活とか支障ない?』

「ないない。」

修太はテニス部で2年生なのにレギュラーにはいっていた。

「そーいえばお前部活どこはいるの?」

あー決めてなかった!

『まだわかんなーい。』

「ならテニス部入れよ!」

『んー』

「やなの?」

< 30 / 39 >

この作品をシェア

pagetop