鉄の救世主Ⅳ(くろがねのメシアⅣ)
倒れた李に馬乗りになり、爆薬を奪おうとする谷口。

だが李は右足で谷口を蹴り飛ばす。

距離を置き、刺された足を引き摺りながらでも前進しようとする李。

凄まじい執念だ。

どうあっても任務を遂行する気か。

狂気ともいえる忠誠心。

谷口はそんな李の背中に、タックルを敢行する!

再び地面に倒れ込む両者。

倒れたまま組み合い、拳で殴打し合う。

既に手にしていた銃剣も石も、乱闘の最中に落としてしまっている。

小銃も拳銃も弾薬が尽きて失い、頼れるのは己の肉体のみ。

相手の任務を阻止し、最悪息の根を止めるべく、満身創痍になりながらも殴り合う。

かつての親友同士が殺し合う。

壮絶な死闘だった。

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