[完]地味子→総長だけど?





下っ端「はい!」


楓「幻の暴走族…復活か……桜蘭の倉庫の場所分かるの?」


冬真「分かるわけねぇ。だから電話する。翔に電話してありさに変わってもらう。」


俺はさっきの電話番号に再びかけ直した。


翔『もしもし、さっきの聞いたか?』


冬真「あぁ、嬉しかった。が、緊急事態だ」


翔『…スピーカーにする。下っ端もいるから大きな声で話してくれ』


冬真「俺らもそうする。ちょっと待ってくれ」


俺は幹部室から急いで出た。
5人も俺の後を続く。


倉庫には50人集まっていた。


冬真「手短に話す。幻の暴走族が復活した」


電話の向こうからも聞こえるざわつく声。


冬真「桜蘭が俺たちを助けてくれたように、
俺たちも桜蘭に力を貸したい。
倉庫の場所を教えてくれ…頼む!!」


俺はありさからの返事を待った。


『…慎人、倉庫の地図送りな』


慎人「いいのですか?」


『あたし言ったよね?例外は自己責任だって』


慎人「わかりました。地図を送ります。
桜蘭は50人の下っ端がいます。
後は入れるのは50人程度。保健施設や仮眠施設、食料はこちらが負担します。」


よかった、許可が降りた。


友希「地図届いたよ!!」


友希の声を合図に俺は命令をした。


冬真「今から倉庫へ向かう!!準備しろ!」


待ってろ桜蘭。
力不足かもしれねぇ。でも!
俺たちは協力する





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