Animl life ~アニマル ライフ~







なんだ…これ…


私の目の前には

肉…肉…肉…肉…肉…肉…肉…肉……


「野菜が…ない!?」

なんなんだろう
この人達
どんだけ肉好きなのよ…

私はすでにギブアップ…

かなり食べと思う…うん
なのに
テーブルの上の肉はなくならない

理由は簡単
紫音君と大地が頼みまくってるから

「すいませーん
カルビとタン塩とハラミ
5人前お願いしまーす」

「あと…
ホルモン3人前…」

待て待て
なんかの呪文!?

私の数え間違えがなければ
今みたいな注文は7回目…

緑君と天佑君はひたすら焼いてる
なんか…プロ…


瞬君は…
バイトとかでさっき帰ってしまった

なんのバイトなんだろ?
今度聞いてみようかな〜


「きょん…もう食べねぇの?」


ライオン様?
あなた大丈夫ですか?

「大地達が食べ過ぎなんだよー」



「大地は喜夜ちゃんのこと“きょん”
って呼んでるんだ〜
いいなー
僕も“きょん”って呼んでいい?」




うわー
こんなに可愛い上目遣い
初めて見たよ?

そんな可愛いく頼まれたら断れないでしょ…

まぁ
断るつもりはないけど

「もちろんいいよ?
てか
天佑君焼くの上手過ぎ…」

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