浮気性彼氏がにゃん甘彼氏に!?

1分経っただろうか。



琉樹はまだ固まっている。



そして、あたしは琉樹の言葉を待つ。



「何か言ってよ…」



気付けば、涙が溢れて頬に伝っていた。



泣かないように頑張ってたのに…何でだろう…琉樹だからかな…?



「俺…お前のこと…今でも……」



何か言いたげな顔をしてる。
言うなら…早くして……



この涙がいっぱいになる前に…。

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