フラれ女と男子高校生


「どーしようかな。」

「え?」

「だって涙かわいてんじゃん。慰める必要なくなったし、もうよくね?」

何がもういいのか、よくわからない。


「だって、あなただけ私の名前知ってて、私だけあなたの名前知らないの、ずるいよ」

「そう?」

「うん。」

「タク。」

「え?」

「だから、タク。俺の名前。」

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