歌姫桜華
――――午後一時。
正午のピークも終わり、一旦休憩。
休憩っていっても、ほんの五分くらい。
「美藍疲れたろ。接客の時の作り笑い、大変そうだったもんな~」
奏多が飲み物片手にそう言った。
「うん。めっちゃ疲れた」
私は首を横に動かしポキポキと鳴らす。
「みなさん、お腹空いてませんか?」
紺の言葉にちょうどよく私のお腹が盛大に鳴る。
「空いた……」
顔を赤く染めながら、私は言った。
「どうしますか?お昼」