歌姫桜華
「あはははは!!」と大声で笑う雅美さんと後ろにいた五人の姿がここから見える。
はぁー…。よく私たえたなぁ。
暴力振るわなくてよかった。
そしたら完全に、あいつら死んでたと思うから。
あ、そんなこと思ってる場合じゃなかった。
私は急いで空中で態勢を変え、
着地してもあまり痛みを感じないようにした。
このくらいの高さなら、普通に着地できるな…。
そう考えていたが――――――――
「あ」
忘れてたことが一つあった。