歌姫桜華




 「あはははは!!」と大声で笑う雅美さんと後ろにいた五人の姿がここから見える。




 はぁー…。よく私たえたなぁ。


 暴力振るわなくてよかった。



 そしたら完全に、あいつら死んでたと思うから。





 あ、そんなこと思ってる場合じゃなかった。





 私は急いで空中で態勢を変え、

 着地してもあまり痛みを感じないようにした。





 このくらいの高さなら、普通に着地できるな…。


 そう考えていたが――――――――





「あ」





 忘れてたことが一つあった。





< 267 / 830 >

この作品をシェア

pagetop