君の生きた証~love in war~

パトリシアside ~刻み込んで~

「アレンっ!」


ナタリーの悲鳴に、はっとして振り返ると、アレンがその場に倒れ込んでいた。



過労だろうか。

疲弊しきったその顔は、17才の少年のものとはとうてい思えなかった。
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