君の生きた証~love in war~
「おい、アレン、試合するぜ」


ティムに呼ばれて、おぅ、と応じる。



さぁ、調子を整えなきゃ。


俺のテニスが世界一好きだと微笑んでくれる恋人のためにも。

練習試合だろうが負けるわけにはいかない。




俺の専売特許である噛みつくようなボレー。

ティムが打つサーブが素晴らしく鋭いこと。


どちらとも、この地方では有名なプレーとなりつつある。




デイヴィッドや、ジェイソン、ロビンにドナルド・・・


数多いライバルを打ち負かしてつかんだ一番手の座は、何としても譲れない。




改めて、その思いを強くする。

そして、また、テニスラケットを一振り。







その瞬間・・・
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