ハート交換
「やぁ・・・・」



「・・・どうも」



修一は自転車から飛び降りた。



「さっきはゴメン。変なとこ見せて。家まで送るよ、一緒に帰ろう。」



そう言うと自転車を押しながら歩きだした。



私はその後ろについて並んで歩く。




「あの、傷大丈夫?血が出てるよ。」



「あぁ、平気。晃、ああ見えてめちゃくちゃ強いんだよ。この程度の傷ですんでマシな方さ。」



修一は笑って言った。しかし、顔にできた引っかけ傷が痛いのか、すぐ顔をしかめた。



「うう・・・痛そう。」



私もつられて顔をしかめてしまう。



「晃がいうんだよ。俺にもっと他人の気持ちを考えろって。晃には言われたくないセリフだよ。」


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