空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~
哉太が息を呑んで、大きく目を見開いた。
「あっ、そういう意味じゃなくて…。ただ、一緒に住んでいないだけ…だよ?」
曖昧な笑顔を作った私に、彼はなんとも形容しがたい表情を寄越した。
「もう何年も、他に部屋を借りてて…。私の両親は、別々に住んでいるの。…変でしょ?」
なんとなく哉太には知られたくなかった自分がいた。
初めは、弱みを握られるようで。
でも、今は――。