【BL】生まれ変わって会いましょう。


急いで食事をしたあとは、慌ただしく食堂から立ち去る。


全っ然味わえなかった……。

隣の要樹は、やれやれと呆れた様子。


「毎回あんな感じなの?」
「…………まあな。」
「そうなんだ……。いつもご飯どうしてるんだ?」
「必要に迫られたとき以外は食べない。」
「必要に迫られたら?」
「………外で食う。」


そりゃそうか。
部屋にはキッチンなんてないし、外で食べるしかないよな。

……栄養片寄りそうだけど。


「なぁ、明日は一緒に外で食べよう!」
「は?」
「いいじゃん!俺、来たばっかでこの辺知らないしさ。道案内も兼ねて。」


要樹はそれはそれは嫌そうに顔をしかめる。


「だから、そんなのはアイツらと行けばいい。」
「えー、じゃあ皆で行こう!」
「俺はいい。勝手に行ってろ。」
「だめ。絶対連れてくから。」


言いきる俺に、呆れた様子で口を閉ざした。



部屋に戻ると要樹は再び本を読み始めたので、俺は先に風呂に入ることにした。


各部屋風呂付きなのは有り難い。


少し熱いぐらいの湯を張り、肩まで浸かる。


ふぅーっと体の力が抜けた。


やっぱ何だかんだと緊張してたみたい。


そうだよな………

今日だけで色んなことが起きすぎてる。

こんなんでこの先、大丈夫かな……?





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