大きな子犬と飼い主わたし
ゾクゾクッ
「うひゃっ…み、耳元で喋んなっ」
わたしはそういって、席から立つ。
「ね…先輩」
ふにゃっとした笑顔でわたしを見る男。
…あれ、名前なんだったかな
「俺、先輩のことがす_______」
「へえっくしゅ!!!!」
…ズルズル…
あぁ…いいくしゃみが出た。
「…え、あごめん…なんかいいかけた?」
目の前の呆れた表情の男に、わたしは申し訳なくなって謝る。
「…ははっ…先輩…マイペースすぎ」