嘘つき、でも騙されてあげる
楽しかった修学旅行も最終日。



二日目の夜は卓斗の部屋に行った。



司はいなかった。



私はスカウトの事聞きたかったけど、



聞くのが怖かった。



そんな私の気持ちが分かったのか?



卓斗が、「夢花は何も心配いらないから、夢花を一人には絶対しないから安心して。」



卓斗は抱き締めて又長いキスをしてくれた。



私は不安で仕方なかったけど卓斗を信じたかった。



私は自分から卓斗にキスをした。



卓斗が、「今日の夢花は大胆だな。」



だってどうしょうもなく不安だったから。



卓斗に一杯抱き締めてもらいたかったんだ。



そんな私たちの様子を司が見ていたなんて知らなかった。




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