嘘つき、でも騙されてあげる
体も心も疲れていた。



そんな私を雅彦さんはお見通しな訳で、



又呼ばれてしまった。



「これからラブシーン撮るのに目の下にクマを作ってどうする。



夢花ここまで頑張って来たんだ。



最後までやり通せるな。



美しい夢花を撮りたい。



夢花これを見てごらん。



優里ママの写真だよ。」



綺麗な人だった。



この人が私のママ。



雅彦さんが惚れた人。



綺麗な人だね。



だろう。と嬉しがる雅彦さん。



優里さんも雅彦さんと愛し合っていた。



二人はどうして別れたの?


何で私は生まれたの?






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