嘘つき、でも騙されてあげる

近づき過ぎた距離

あまりにも突然で、それに秀輝と出会って1ヶ月もたってない。



それに私まだ高校生。



結婚なんて考えた事がない。



『夢花何驚いているの?


結婚の事はすぐでなくていいんだ。


たけどもう夢花を離したくない。


約束だけでもいいから。


夢花が高校を卒業して、20才になったら結婚しょう。

まぁそれまでずっとここで一緒に暮らして行こう。』


結婚。



今すぐでなくてもいい。



二年後に私は秀輝と結婚をする。



それはまるで他人事のように頭の中で繰り返していた。




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