嘘つき、でも騙されてあげる
卓斗思いながら、一瞬司に抱かれてもいいかなんて思ってしまった。



司ごめん。



司は私の心なんてお見通しだね。



あなたはいつも私を傷つけないように、



優しく接してくれる。



あなたに抱かれたらどんなに幸せかって思う。



なのに私ってバカだから、報われる事のない私の思い。



信じ過ぎると騙された事にも気付かない。



卓斗は最初から私を騙すつもりでいたの。



何で連絡するから待っててなんて言ったの?



私はいつまで待てばいいの?





< 44 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop