【完】いじめっ子と戦ってみよっか【いじめられっ子更新済】
「「さよーならー」」
何日か経った、私の学年だけが下校の日。
「楓ってさ、いつになったら降参すんの?」
そんな声が前の方から聞こえた。
……ん?聞き間違えか?
そうだと願おう。
けど、あらま私、地獄耳。
「キャッ!」
十字路を歩いているとき、友達Aがぶつかってきた。
「うわっ!あっぶなー。ひかれるとこだった!おぉー、心臓ヤバー」
車にぶつかる寸前、なんとか自分の体を支えた。
「あー、ごめーん」
「その顔、潰れちゃえばよかったのにね」
わーお。なんと。顔潰れろですか。
「潰れてもいいけどさぁ。先の人生真っ暗になったらどうしたらいー?」
「はぁー?知るわけないでしょ」
ですよねー。てか顔潰れる以前に私きっと死にますね。
というか、これがいじめってやつですか?
「すごっ、人生初体験だー!!」
ふっふーん♪
なんてバカな私は鼻唄を歌いながら家に帰った。