【完】いじめっ子と戦ってみよっか【いじめられっ子更新済】




「「さよーならー」」



何日か経った、私の学年だけが下校の日。



「楓ってさ、いつになったら降参すんの?」



そんな声が前の方から聞こえた。



……ん?聞き間違えか?



そうだと願おう。





けど、あらま私、地獄耳。




「キャッ!」



十字路を歩いているとき、友達Aがぶつかってきた。



「うわっ!あっぶなー。ひかれるとこだった!おぉー、心臓ヤバー」



車にぶつかる寸前、なんとか自分の体を支えた。



「あー、ごめーん」



「その顔、潰れちゃえばよかったのにね」



わーお。なんと。顔潰れろですか。



「潰れてもいいけどさぁ。先の人生真っ暗になったらどうしたらいー?」



「はぁー?知るわけないでしょ」



ですよねー。てか顔潰れる以前に私きっと死にますね。



というか、これがいじめってやつですか?



「すごっ、人生初体験だー!!」



ふっふーん♪



なんてバカな私は鼻唄を歌いながら家に帰った。



< 53 / 81 >

この作品をシェア

pagetop