ワガママと君
《ごめん、その日仕事入ってて…》
と言うと
《そっか、仕事だから仕方ないよね》
といつも君に言われて






――どうしててそんな簡単に諦められるわけ?――

――俺のこと
好きじゃないんじゃないの――








なんて自分らしくなく
君に当たってしまった








けれど、君は


《だってアナタが好きだから》
――無理してるアナタをさらに無理させたくないの――

――倒れられたらイヤだから――









なんて言う



そんな君を見て



俺は自分の子どもな部分を知ってまた思う










――大人ぶらなくていいんだよ――


――もっとワガママ言っていいんだよ――




って………
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