それでも私は恋をする
海を見ながらのお散歩。モザイクの観覧車や、ポートタワー、オリエンタルホテルも夜のお化粧を施している。



キラキラ、キラキラ。
それは、まるで恋する私の心を映し出しているようにも見えた。



2人、肩を並べて歩く。会社の話や、たわいもない話でも、十和田さんとなら楽しいと思えた。



「そろそろ帰ろうか?黒石さんの帰りが遅くなるし」



「私は大丈夫です!お疲れのところ、ありがとうございました」



「今度また、時間があれば飲みに行こうね」



「あの…。どうして、私なんかを誘ってくれるんですか?」



私の質問に、十和田さんは笑顔で応えた。



「嫌いじゃないから」



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