大好きな彼女

男女混合リレー


〜*〜*〜*〜*〜*

いよいよ、最後の競技、男女混合
リレーが始まる。

今、凛花と俺と優雅と堀内で入場門
の前に座り、待機中だ。

『最後の種目は、男女混合リレーです。
入場ー』

というアナウンスが流れ、音楽が
なり始めた。

それに合わせて駆け足で位置につく。

一年が走る準備をする。
これは、一応クラスでの対決だ。

「蓮ー、緊張するねー」

後ろから話かけてくる凛花。

「そうか?俺は、そんな緊張してねぇ。 あと、俺が頑張って差をつけるから
安心して?」

「ありがとー、蓮」

そう言って地味に俺の背中に抱きつく
凛花。

凛花に気を取られていると、
いつの間にかリレーは始まっていた。



< 134 / 270 >

この作品をシェア

pagetop