パパは幼なじみ
ガチャ

あぁ、やっぱり部屋にいればよかった。
リビングのドアを開けて私は後悔した。


「おなよう、真奈。今日は早いんだな。」

今、一番見たくなかった笑顔…すっきりするどころじゃない。
コーヒーカップ片手に振り向いたのは森口拓人だった。

「ん?どうしたんだよ。おはよう、真奈?」
「お、おはよう…パパ」
 
認めたくない言葉を、ためらいながら呟く。

隣の幼なじみは、一つ屋根の下の家族になっていた。夫婦じゃなくて親子として…。
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