不思議ちゃんとイケメンさん

あおのくまのぬいぐるみ




はい、ちゃんと入学式間に合いましたです。





王子様さんは、わからないのですよ





…やはり偏見の目をうけるです




クラスでも浮きまくりですよ




…昔からです、気にしてないですよ





「…サティ、帰りたいです」





私はサティをむぎゅうっと抱きしめた





あ、私化学学科の依頼書をださないといけなかったです





廊下にでて、職員室に向かうですよ




…廊下でもじっと見られるです、








……今気付いたのですが、学校の敷地全く把握してないです





ここ、どこですか…






「サティ、私迷子かもしれないですよ」






そうしていると、前から知らない男のかたが…






「お前、なんでこんなとこいんだよ。はやく出てけ」






「あ、あの…?」





「ガキが高校になんでいんだって言ってんの。」






そうべらべら喋る男子生徒は赤髪で…怖いです






私の体が危険だと察知してふるふると震えてるですよ
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