林檎姫は恋をした。



「……………………ここか」


とある小さな家を見つけた。


多分この中にいるのだろう。


………………行くか。


案外簡単に俺は決意し、


扉を叩いた。


トントンっ


『はぁーい?』


…………こいつか。


< 56 / 103 >

この作品をシェア

pagetop