林檎姫は恋をした。



もう、抜け出せなくてもいいのに。


なんて思ってしまうのはきっと………


彼女の死に値するのかな。


「…………すいません、日が暮れますね」


『長々と話してしまって……』


「いえ、嬉しいです」


『え、ふふ。

また……、来て下さいね?』
  

また、そんな言葉に


「はい」


返事してしまう。


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