ちっぽけな奇跡のはなし



そして、またいつものように家の前まで
送ってくれた。


「今日はありがとうございました」


「こちらこそ。
僕のためにこんなことまでしてくれる人はなかなかいないよ。

おやすみ。
また明日!あ、明日はケーキ屋で待ってるよ」



カレは優しく笑って、帰って行った。



< 105 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop