幼なじみと秘密の時間
私は、今の状況を忘れそうになる直前で
乗り物が動き出した。


その瞬間、和弥のチッと舌打ちが聞こえた。
私も、乱れた服を急いで整えた。


「いいとこだったのになー。今日の蘭、
かなり大胆だったし」


「ちょっと。そーゆーこと声に出さないでよ」


和弥は、私の肩に頭を乗せながら呟いた。


「なー続き出来るとこ、ないの?」


「え?そんなとこ、ある訳ないでしょ!」


「…じゃあ、もう帰ろう」


「バカ!!」


「冗談だってー。いくらオレだって」



何やらブツブツ言っている…。



そーこー言ってる間に、出口に着いた。








私と和弥は、早めのお昼にすることにした。

夢の国に来たら、いつも来る可愛いレストラン

女の子のキャラクターをモチーフにした
不思議な世界に入れそうな内装。


そこで、ゆっくりlunchを楽しんだ。



レストランを出ると、パレードの時間が
迫っているようで、すでに大勢の席取りの人で
賑わっていた。


最近は、パレードを見ずにアトラクションを
楽しんでいたが、クリスマス限定というのを
聞いて、楽しみで仕方がない。



私と和弥も、バッチリなポジションを確保
出来た!









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