幼なじみと秘密の時間
「クラス離れちゃったから、話すの久しぶりだよね」


「そーだね。去年の春休みに
みんなで夜まで遊んだよねー」


「うん、懐かしい!
今年は部活ばっかで。もうすぐ夏の大会だしさ」


「そっか、頑張って!投げるんでしょ!?」


祐希は、小学校の頃からリトルリーグに
入っていたから、1年生からレギュラー
だった。
しかもピッチャーなんて。



「あのさ、今度試合あるんだけど…
良かったら見に来てくれないかな?
蘭ちゃんに応援して欲しい」




祐希の突然の誘いに驚いた。
でも祐希の凄さは、話に聞いていたから
すぐに返事をした。




「うん!見に行きたい!!」



「マジ??やったーーー」



素直な祐希にドキッとした…。


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