幼なじみと秘密の時間
私は、和弥とのことを疑問に思いながらも
受け入れたのは本当だし、幸せもたくさんもらった。

なのに、和弥ばっかり責めちゃったな。


和弥にスキって言われてたら
私、どーしてたかな。


あっ!ダメだっ。もしもはない…。


私は祐希と付き合うことにしたんだから
これからは、祐希のことを考えてよう。






それから夏休み、祐希の試合が全て終え
何日か休みがあったから、2人で遊園地に行ったり、プールに行ったり、お祭りに花火大会と
夏の行事を楽しんだ。





和弥は、あれから人が変わったかの様に
女遊びが激しくなった。


朝は今まで通り、一緒に学校に行ってたけど
放課後は全く別行動になった。



私と和弥の関係はと言うと…。
和弥の気分で呼び出されたり、勝手に部屋に
入ってきては、何度も抱き合った。



私もケジメ、つけなきゃと毎回思うんだけど
和弥の誘惑に、ことごとく負けていた。



はぁ。何て優柔不断だなといつも思う。

舞にも話せていない。
こんなことは、いけないと頭ではわかっている
のに…。



いつまで続けるんだろうな………。




< 40 / 254 >

この作品をシェア

pagetop