3つかぞえて、君と青
「なんか食べるものでも買ってくればよかったねー。
冷蔵庫もないんだもん。」
「常温でよければお茶くらいならでるよ。」
彼はそういって台所をがさがさ探っていた。
部屋は、クーラーはついていなかったけどそんなに暑くなかった。
日当たりがそんなによくないんだ、と結伊はいっていた。
ベランダの窓を開けておくと
かすかな風でカーテンの裾がからかうように揺れていた。
もう夕暮れが近かった。