~D*A doll~








なんて失礼なことを考えていたのを見透かされたのか、ムッと龍翔の眉間に僅かに皺が寄った。










「……勉強教えてやろうか?」











この言葉に、あたしは今度は勢いよく龍翔に抱き付くのだった。








「りゅーとおおおおっ!」








現金な女?打算的と言ってくれ。どっちも変わんないけど。









龍翔の胸に擦り寄りながら、多少の不安はあるものの、何とかなりそうだなと一息ついた。









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