氷の執事をsweetlyに溶かして
おそるおそる聞くと、碧は優しく笑った。
「美味しいです。」
なんて、甘い笑顔なんだろう。
こんな笑顔を見せてくれるなんて、今日学校の家庭科室を借りて悪戦苦闘しながら作った甲斐があるというものだ。
「それに、こんなに指に傷をつくって……」
「だって、初めてだし。私、不器用だし……」
私が、慌てながらそう言うと、
ちゅっ。
私の手をとって、口づけた。
「僕はくるり様の気持ちが何より嬉しいです。」
そう言う碧は、本当に嬉しそうで。
こんな、不意打ちズルい……。