Favorite voice



こうして
無事に目的地へと向かう
電車に乗り



わりと直ぐに着いたものの












ーーザァァッ









「多田……雨やまないね… 」



小さなため息を口から漏らし
多田を見上げると




なにか考えてるようで
顎に手を当てて



うーん



とか言ってる








「あ! 多田ーカラオケとかで時間潰すのってどう!? 」




「ええなぁ、そうしよか 」






そうして私達は雨がやむまで
カラオケで時間を潰す事にした













< 75 / 104 >

この作品をシェア

pagetop