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「多田っ! 晴れてるよっ! 行こー! 」




そう言って外に飛び出した









「良かったなぁ、行くか 」









それから目的の中華街へ行く為に
電車で少し移動した














「着いた……!
見て! 多田! パンダ! 」




私はパンダのグッズが売っているお店に
一直線に走って行き
目を輝かせた










「お! かわええなぁ… 」







人形からTシャツからストラップからと
たくさんパンダのグッズがあったが




1番目についたものは
赤ちゃん用のパンダの服だった



フードにパンダの耳がついているもので



一目惚れ…





「ねぇねぇ、 私 子供出来たら
こういうの着せたいなぁ 」




そう言って指をさした









「ええなぁ! むっちゃかわいいやん! 」






そう言って多田も目を輝かせていた










それはそうと目的は小籠包だ!










2人でパンダの店を出るなり
たくさん同んなじような店が並んでるところを


行ったり来たり










「どこがいいと思うー? 」


「俺も、そんな来たことないから
分からんねん… 」


「んー、もう近いし あそこにしよっ! 」








行ったり来たりを繰り返した結果
中で座って食べれるようなところに決めた















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