君想い【完】
「さすが!先生!これ俺が純に教えたんですよ!」
「もうお前は黙っててくれ。」
「なんだよ。起こしたくせに。」
トシはいつもつまらない授業を
笑いに変える。
僕はいつもその踏み台に
なってる気がする。
でも周りは、
「トシと純って良いコンビだよな!お前らおもしろい。」
と言ってくれる。
僕はそれを言われると踏み台でも満足する。
席に座りながら教科書でトシの頭を叩くと、
後ろで声を上げて笑うゆかりちゃんがいる。
最近ゆかりちゃんの笑顔はすごく落ち着く。