君想い【完】
「じゃあね。ちゃんと祥吾の家の人たちに挨拶するんだよ。」
「分かってるよー!」
「靴揃えて上がるんだよ。」
「分かってるって。」
幼なじみとより
親の気分だ。
祥吾の家に遊びに行くのは
もう13回目くらいらしい。
でもまだ両親に会ったことはないらしい。
今日は両親もいるというので
遊びに行く約束をしたみたいだ。
始終、緊張しっぱなしで
家に入る前に深呼吸をしていた。
僕に手を振る顔もひきつっていて、
僕は少し心配だった。