やきもちmaster♡天然maid


「はぁ…はぁ……じゃ、邪魔って?」



にやっと笑って、着けば分かるとしか言ってくれない。



「はぁー…疲れた。」



「……っほんとだよ……」



屋根裏に着くなり、2人で座り込む。



「……はぁ〜…とにかくあいつと婚約することにならなくてよかった。」



ギュッと抱きしめられて、耳元でそう言われた。



「ずっと梛咲に会いたかったんだから……!」



「ん……ごめん。」



「「…………。」」



「実瑠來…久しぶりだから我慢できないかも……」


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