恋しい桜舞う空で。
美南の彼氏。

*遅咲きの桜





高校2年生になって
すぐの授業。



天気は晴天。



雲一つない青空。



私はふぁーっとあくびをしながら窓の外の景色を眺めた。



去年の今頃は、もう満開であるはずの桜が



今年はあまり
咲いていないみたい。



「今年の桜は遅咲きなのかあ…」



なんて独り言をあくびと一緒に呟き



私は黒板に視線を戻した。



終わりのチャイムが
教室に鳴り響くと同時に


面倒な授業も



皆が席を立つ音で
終わりを告げた。




「はあー、疲れた」



そう言って私は
教科書を鞄に詰めて



帰る準備を始めた。






< 17 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop