後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ



目の前に出ている手を見つめ指を伸ばす。


「ッタク...行くぞ」

北沢くんは、わたしの手をきゅっと握ると前を歩き出した。


北沢くんの指って細くて綺麗で大きい。

何だか安心する。


でも、それ以上に心臓がどきどきして何だか息しずらいよ。


これって、さっきあんな事があったからドキドキしてるの?


それとも...


チラっと北沢くんを見てから、きゅっと握られている手をきゅっと掴み直し夜の道を家まで送ってもらった。


ありがとう北沢くん...。


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