どうして。～君と過ごした大切な日々～

今は
美桜と帰ってる途中！




毎日恒例の恋バナの話題がやってきた。





「ねえ、美桜。
　そろそろ好きな人作ったら？」


美桜は
せっかく大人っぽくてモテそうなのに
男子の事が大の苦手で
全然喋らない。


もう、
しゃべってるのみたら
奇跡なくらいだ。




「そういうあるむこそ、
　拓人の事どーなの？」

「えっ、どーって？」



「気になってるんじゃないの!?　
　最近しょっちゅう
　拓人の事目で追ってるよ～」


うそっ、
全然分からなかった。




「へー！
　まさかの無意識!!!

　もう、恋する乙女はかわいいなあ」



そうやって
美桜のテンションが
もとに戻ったのは

五分くらいたってからだった。






「で、どーするの？」


どーするのって言われても…

まだ
拓人への気持ちを自覚したわけでもないし

拓人も
私の事どーも思ってないような気がするし、





「んー、
　まだ分かんない。　
　ちょっと考えてみる。」


「何か相談があったら
　私に相談してよ。」


「ありがとう！」




美桜は
初恋もまだなのに


アドバイスは
やたらと役についてたつんだよね!!





そうして
恋バナで盛り上がりながら
私達２人は別れた！