傷ついてもいい
再会
二次会は式場から車で20分ほどのレストランを借り切って行われた。

式に、友人は招かなかったので、ほとんどの友人達は、二次会に来てくれて、俊と由奈は、入口で嬉しそうにみんなに挨拶している。

「ええと、開始は、5時からだっけ」

佳奈は、腕時計を見て由奈と確認する。

そろそろ始めようかという時、背の高いスーツ姿の男の子が急ぎ足で店に入ってきた。

…あ…

佳奈は、言葉を失った。

直己だった。
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