情熱効果あり
同い年のみあちゃんこと美波の参加は、久しぶりでテンションが一気に上がった。


「麻衣…とにかく座れよ」


「わあ、哲志先輩も久しぶりですね!元気でしたか?」


いつの間にか私の後ろにいた哲志先輩に美波が近付く。

美波が哲志先輩を気に入っていたことを思い出す。


つまらない普通の男なのに…そういえば,美波も普通の人が一番!と言う一人だった。


私には感じることの出来ない魅力があるらしい。


「哲志先輩の笑顔がいいのよー」


哲志先輩の笑顔はなぜか好評なのだ。大笑いなんてしないで、静かに笑うのが良いらしい。

何度その笑顔を見ても、そこになぜときめくのか理解出来ない。


危険な感じが全くしなくて、安心出来る人だという。

安心出来ることは悪くない。でも、普通過ぎてつまらなくないのだろうか。

安心の中に刺激も欲しいと思う私の考え方は、なかなか理解してもらえない。
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